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防災科研Webサイト(リンク先:https://www.bosai.go.jp
最終更新日:2011年11月2日







実証的試験研究について





 リアルタイム地震情報活用システムの実証的研究の場として、神奈川県藤沢市が全国初の研究自治体として選ばれ、平成14年度から実証的研究に参加していただいています。

 研究の内容としては、直下型地震を除く、藤沢市から一定の離れた距離で発生した大地震(例えば東海・東南海・南海地震など)発生の場合、市では地震波(強い揺れ)の到達前に、地震規模や震源情報などを専用端末機及びアラーム(警告)で情報収集が出来るように研究すると共に、収集した情報から直ちに防災行政無線による一斉同報やCATV、FMラジオ等を活用し、いち早く市民に対し地震情報を周知することが出来るよう実証的研究を行うものです。市民は得た地震情報を元に、自ら身の安全を確保すると共に、初期消火などにより貴重な家屋などの被害を最小限にとどめることが可能になるものと考えております。

 なお、本研究は平成17年度まで行われる予定であり、最終年度には以下に示すような地震情報活用システムを構築することを目標とし、研究を進めております。







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